住宅用太陽光蓄電池の「全負荷」型と「特定負荷型」どっちを選ぶ? 停電時の安心を徹底比較!
こんにちは。
ライフサービスの太陽光ブログへようこそ。
家庭用蓄電池の導入を検討する中で、「全負荷」や「特定負荷型」という言葉を聞いて、
「それって何?」「どっちを選べばいいの?」と迷っていませんか?
特に近年は大規模な災害も多く、ニュースを見るたび停電時の備えは重要だと痛感しますよね。
ご安心ください!
この記事では、住宅用太陽光蓄電池に搭載されている「全負荷型」と「特定負荷型」という、停電時の
電力供給システムについて徹底的に解説します。
太陽光発電と蓄電池をセットで導入するメリットを最大限に活かすためにも、この違いは非常に重要です。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
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全負荷型と特定負荷型の決定的な違い
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それぞれのメリット・デメリット
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あなたのライフスタイルに最適な家庭用蓄電池の選び方
太陽光蓄電池の購入を検討している方、特に停電時の安心感を重視する方、賢く設置費用を抑えたい方は必見です!
住宅用太陽光蓄電池の「全負荷」と「特定負荷」の決定的な違い
家庭用蓄電池を導入する最大の理由の一つが、停電時への備えです。
そして、この停電時の振る舞いこそが「全負荷型」と「特定負荷型」の唯一かつ決定的な違いになります。
普段の生活(通常運転時)では、特定負荷型であっても全負荷型であっても、太陽光発電でつくった電気や
電力会社から買った電気を使って、家全体のすべての家電を使うことができます。違いが出てくるのは
まさに電力会社からの供給がストップした、非常時だけです。
停電時に家全体をVIP待遇!それが「全負荷型」蓄電池
全負荷型の蓄電池は、その名の通り、停電時に家中すべての負荷(電気を使う場所)に電気を供給できるタイプです。
まるで、停電したことを忘れてしまうかのような、非常時の「フルサービスVIPルーム」のようなもの。
分電盤に入っている負荷設備すべてをまかなうことができるため、基本的には普段と変わらない生活が送れます。
特にメリットが大きいのは、200V(ボルト)の大型家電を使える点です。
オール電化住宅で使われるエコキュートやIHクッキングヒーターなども、蓄電池の容量の範囲内であれば使用できる
可能性が高いのです。
太陽光発電との連携により、昼間に充電し、夜間に家全体へ電力供給できるため、全負荷対応の太陽光蓄電池は
非常時の安心感を最優先したい方におすすめです。
必要最低限を確実に守る「特定負荷型」蓄電池の賢い仕組み
一方、特定負荷型の蓄電池は、停電時にあらかじめ決めておいた特定の部屋やコンセントにだけ電気を供給するタイプです。
例えるなら、非常時に備えて「冷蔵庫、リビングの照明、スマホの充電器」といった必要最低限の場所にだけ確実に電力を
送る「防災シェルター」のようなイメージです。
事前の配線工事で、停電時も電気を使いたい場所を指定しておく必要があります。
使える範囲は限定されますが、その分、電気のムダ使いがなく、蓄えた電気を長時間使用し続けることができるのが最大の
強みです。
特定負荷型の蓄電池は、経済的に備えたい方にとって賢い選択肢であり、太陽光発電の自家消費にも適しています。
ライフスタイル別!
全負荷型蓄電池と特定負荷型蓄電池のメリット・デメリット
「全負荷型」と「特定負荷型」、どちらの家庭用蓄電池を選ぶべきかは、ご家庭のライフスタイルと予算、そして「非常時に
どこまで備えたいか」によって決まります。太陽光発電システムとの組み合わせを考慮して選びましょう。
安心感重視なら「全負荷型」!
全負荷型の蓄電池のメリットは、停電時でも日常生活とほぼ変わらない環境を維持できること。
特に200V機器が使えるため、オール電化住宅では熱源の心配が不要です。
デメリットは、特定負荷型より設置費用が高くなる点と、電力消費が激しいため、停電時の運転時間が短くなりやすい点です。
全負荷対応は高機能ゆえのコストがかかります。
コスト重視なら「特定負荷型」!
特定負荷型の蓄電池のメリットは、全負荷型より導入コストを抑えられる点と、供給場所を限定することで長時間運転が
可能な点です。停電時に冷蔵庫や照明といった最低限の電力確保に特化できます。
デメリットは、使える場所が限定され、200V機器が使えない製品が多いこと。
しかし、これにより設置スペースもコンパクトになり、太陽光発電の自家消費を確実にサポートします。
まとめ
この記事では、住宅用太陽光蓄電池を選ぶ上で非常に重要な「全負荷型」と「特定負荷型」の違いについて解説しました。
太陽光発電と蓄電池の組み合わせは、普段の電気代削減と、非常時の安心という、二つの大きなメリットを私たちにもたらしてくれます。
| タイプ | 停電時に電気が使える範囲 | メリット | デメリット |
| 全負荷型 | 家中のすべて | 普段通り生活が可能、200V機器も使用可 | 設置費用が高め、容量の消費が早い |
| 特定負荷型 | あらかじめ決めた一部の場所 | 導入コストが安い、長時間運転が可能 | 使える場所が限定、200V機器は不可の機種が多い |
全負荷を求めるか、特定負荷で十分と割り切るか、あなたのライフスタイルに合うタイプを選び、
経済的で安心な暮らしを手に入れてください。
ここまでお読みくださいありがとうございました!次回もお楽しみに!
