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住宅用太陽光蓄電池|卒FIT後はどうする? 蓄電池導入や売電先変更など 4つの選択肢を比較

こんにちは。
ライフサービスの太陽光ブログへようこそ。

「卒FIT」、「FIT終了後」という言葉を耳にして、「うちの太陽光発電、これからどうすればいいの?」と検索している方、
多いのではないでしょうか。
10年間の固定価格買取制度(FIT)が終わると、売電価格は大幅に下がり、家計に与える影響も小さくありません。

この記事では、卒FIT後に考えられる4つの選択肢を分かりやすく解説します。
 ①売電先を変えずに継続
 ②売電先を変更
 ③蓄電池を導入して自家消費
 ④仮想蓄電サービスなど新サービスの活用

読み終えると、「卒FIT後にどの選択肢が自分の家庭に合っているのか」がスッキリ理解できるはず!
特に、太陽光蓄電池の購入を検討している方や、「売電を続けるか、自家消費に切り替えるか」で迷っている方に役立つ
内容になっています。

卒FITとは?FIT終了後に訪れる現実

卒FITとは、太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)の期間が終了することを指します。
住宅用(10kW未満)の場合は10年間が基本。
FIT期間中は30〜40円/kWhという高額で売電できましたが、FIT終了後は7〜9円/kWh程度にまで下がります。
一方で、家庭で購入する電気代は25〜30円/kWh以上。
つまり「売るより使う方が3倍お得」という逆転現象が起きているのです。

卒FIT後の4つの選択肢

① 卒FIT後も売電先を変えずに継続する

FIT終了後も、今の電力会社にそのまま売電を続けることは可能です。
手続きもシンプルで追加投資も不要。
ただし、売電価格は大幅に下がるため、収入は「お小遣い程度」になります。
「とりあえず何もしないで様子を見たい」という方には無難な選択肢ですが、長期的には家計メリットが薄いのが現実です。

② 卒FIT後に売電先を変更する

FIT終了後は、売電先を自由に選べるようになります。
新電力会社やENEOSなどが10〜12円/kWh程度のプランを提示しているケースもあり、少しでも高く売りたい方には有効です。
ただし、条件付きの高単価プランや、新電力の撤退リスクには注意が必要です。
契約内容をよく確認し、信頼できる会社を選ぶことがポイントです。

③ 卒FIT後に蓄電池を導入して自家消費する

ここで登場するのが「住宅用太陽光蓄電池」。
昼間に発電した電気を蓄電池にため、夜間や雨天時に使うことで、電力会社からの購入を減らせます。
☆メリット
 • 電気代削減(買うより使う方が圧倒的にお得)
 • 停電・災害時のバックアップ電源
 • CO2削減など環境貢献
★デメリット
 • 初期費用が100〜250万円程度と高額
 • 設置スペースやメンテナンスが必要
補助金やリースを活用すれば導入ハードルは下がります。
特に「長期的に電気代を抑えたい」「災害時の安心を得たい」という方には最有力の選択肢です。

④ 卒FIT後に仮想蓄電サービスを利用する

最近注目されているのが「仮想蓄電サービス」。
東京電力の「再エネおあずかりプラン」などが代表例で、余剰電力を仮想的に預け、夜間の電力使用と相殺できる仕組みです。
実質的に「クラウド上の蓄電池」を持つようなイメージで、初期投資ゼロで自家消費率を高められるのが魅力。
ただし、月額利用料がかかるため、長期的には蓄電池導入と比較してコスト面での検討が必要です。

卒FIT後の選択肢を比較

卒FIT後に考えられる4つの選択肢には、それぞれ特徴があります。

まず「売電先を変えずに継続する」方法は、手間がかからず初期費用もゼロという気軽さが魅力です。
ただし、売電価格が大幅に下がるため、得られる収入はごくわずかになります。
とりあえず様子を見たい人には向いています。

次に「売電先を変更する」方法では、新電力会社などが提示する比較的高い単価で売電できる可能性があります。
多少の収入アップが期待できますが、契約条件が複雑だったり、新電力の撤退リスクがある点には注意が必要です。
少しでも収入を増やしたい人に適しています。

三つ目は「蓄電池を導入して自家消費する」方法です。
昼間の余剰電力をためて夜間に使うことで、電気代を大幅に削減でき、さらに停電時のバックアップ電源としても役立ちます。
初期費用が高いというデメリットはありますが、長期的に節約や安心を重視する人には最も有力な選択肢です。

最後に「仮想蓄電サービスを利用する」方法があります。
これは余剰電力をクラウド上に預け、夜間の使用電力と相殺する仕組みで、初期投資ゼロで自家消費率を高められるのが魅力です。
ただし、月額費用がかかるため、長期的には蓄電池導入とのコスト比較が必要です。
蓄電池は高額で手が出しにくいけれど、自家消費を増やしたい人に向いています。

まとめ

卒FIT・FIT終了後は、これまでの「売るのが得」から「使うのが得」へと大きくシフトしています。
 • そのまま売電を続けるのは手軽だが収入は減少
 • 売電先を変更すれば多少の収入アップが可能
 • 蓄電池導入はコストは高いが、電気代削減と安心を両立
 • 仮想蓄電サービスは初期投資ゼロで自家消費率を高められる

どの選択肢が最適かは、家庭のライフスタイルや予算次第です。
特に「住宅用太陽光蓄電池」は、長期的な家計メリットと災害対策を兼ね備えた有力な選択肢といえるでしょう。

ここまでお読みくださいありがとうございました!次回もお楽しみに!

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