住宅用太陽光蓄電池の容量選びはこれで解決!あなたにピッタリの蓄電容量を見つける方法
こんにちは。
ライフサービスの太陽光ブログへようこそ。
「太陽光発電とセットで蓄電池を置きたいけど、どのくらいの蓄電容量にすればいいのかサッパリ…」
「『大は小を兼ねる』って言うけど、蓄電池って高価な買い物だし、絶対に失敗したくない!」
と悩んでいませんか?
ご安心ください!この記事では、そんなあなたのお悩みをスッキリ解決するため、ご家庭にピッタリの蓄電容量を見つけるための
超具体的なポイントをどこよりも分かりやすくご紹介します!
この記事を読めば、ご家庭の電気使用量の確認方法から、ライフスタイルに合わせた蓄電容量の計算方法、そして見落としがちな
容量選びの注意点まで、すべてが分かります。
「蓄電池の容量選びで迷っている!」
「自分に最適なサイズを知って、賢くお得に導入したい!」
そんなあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です!
なぜ適切な蓄電容量を選ぶのが大事なの?蓄電池の容量選びでありがちな失敗談
そもそも、なぜ蓄電容量選びはそんなに重要なのでしょうか?
それは、容量選びを間違えると「こんなはずじゃなかった…」という悲しい未来が待っているからです。よくある失敗談を紹介しましょう。
失敗談①:容量が小さすぎた!「節約のはずが…トホホ」
「初期費用を抑えたくて一番小さい容量の蓄電池にしたところ、夜間に使いたい家電の電気をまかないきれず、結局電力会社から
高い時間帯の電気を買うことに…。停電の時も、冷蔵庫とテレビをつけたらあっという間に空っぽ!これでは何のために買ったのか…。」
せっかくの蓄電池も、容量が足りなければただの箱。電気代の節約効果も、災害への備えも中途半端になってしまいます。
失敗談②:容量が大きすぎた!「宝の持ち腐れで…ガックリ」
「心配性だから、一番大きい蓄電容量のモデルを選んだからこれで一安心!…と思ったけど、毎日電気を使いきれずに余らせてしまってる。
太陽光で発電した電気も貯めきれず、結局売電するしかなく…。初期費用も高かったのに、なんだかモッタイナイ!」
蓄電容量が大きすぎると、初期費用が無駄に高くなるだけでなく、せっかく貯めた電気を有効活用しきれず「宝の持ち腐れ」状態に。
まさにオーバースペックというわけです。
あなたにピッタリ!最適な蓄電池の蓄電容量を見つける3ステップ
「ではどうすればいいの!?」と不安になったあなた。大丈夫です!
ここからは、あなたのご家庭に最適な蓄電容量を導き出すための、簡単3ステップをご紹介します。
ステップ1:我が家の「電気使用量」を知ろう!
まずは毎月ポストに届く「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」をチェックしてみましょう。
そこに書かれている「ご使用量」が、あなたの家の1ヶ月の電力消費量です。
1日の平均使用量(kWh) = 1ヶ月の電気使用量 ÷ 30日
この数字が、蓄電容量選びの全ての基本になります。
例えば、1ヶ月の電気使用量が360kWhなら、1日あたり平均12kWh使っている、ということですね。
ステップ2:蓄電池を導入する「目的」をハッキリさせよう!
次に、「何のために蓄電池が欲しいのか」を明確にしましょう。目的によって、必要な蓄電容量は大きく変わります。
目的①:電気代をとにかく節約したい!(経済性重視)
このタイプの方は、「夜間の電力使用量をどれだけ蓄電池でまかないたいか」を考えましょう。
多くのご家庭では、夕方から夜にかけて電力使用量のピークを迎えます。
例えば、電力会社から買う電気を1日あたり5kWh減らしたいなら、蓄電容量5kWh以上のモデルが候補になります。
太陽光発電の余剰電力を自家消費したい場合も同様に、昼間に余る電力量を計算してみましょう。
目的②:停電・災害に備えたい!(防災重視)
このタイプの方は、「停電時に、どの家電を、何時間使いたいか」を考えましょう。
例えば、最低限これだけは動かしたい!という家電をリストアップし、それぞれの消費電力(W)と使いたい時間(h)を掛け算します。
必要な電力量(Wh) = 消費電力(W) × 使いたい時間(h) 必要な蓄電容量(kWh) = 必要な電力量(Wh) ÷ 1000
【計算例:停電時にこれだけは使いたい!】
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冷蔵庫(100W)を10時間
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リビングの照明(50W)を5時間
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テレビ(150W)を3時間
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スマホ充電(15W)を2台分
(100W×10h) + (50W×5h) + (150W×3h) + (15W×2台) = 1000 + 250 + 450 + 30 = 1730Wh → 約1.73kWh の蓄電容量が最低限必要ということになります。
これにプラスして余裕を持った容量を選ぶのがおすすめです。
家族構成・ライフスタイル別!蓄電容量の目安
計算はちょっと苦手…という方のために、一般的な家族構成やライフスタイル別の蓄電容量の目安をご紹介します。
あくまで目安なので、ご自身の家庭の状況と照らし合わせてみてくださいね。
夫婦二人暮らし(共働き)の場合:4~6kWh
日中は家を空けることが多く、太陽光で発電した電気の多くが余剰電力になりがち。
その電気をしっかり貯めて、夜間に使うスタイルに最適です。
4人家族(日中も誰か在宅)の場合:7~10kWh
お子さんがいたり、在宅ワークだったりと、昼間の電力消費も多いご家庭。
太陽光の電気を使いながら、さらに余った分を夜間や朝方のために蓄えるには、少し大きめの蓄電容量があると安心です。
オール電化のご家庭の場合:10kWh以上
エコキュートやIHクッキングヒーターなど、夜間や朝方に多くの電力を使用するオール電化住宅。
電力会社から買う電気を大幅に減らすためには、大容量の蓄電池が頼りになります。
蓄電容量以外にもチェック!蓄電池選びの重要ポイント
最適な蓄電容量の目星がついたら、以下のポイントもチェックしておくと、より満足のいく蓄電池選びができますよ。
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出力(kW):一度にどれだけの電化製品を同時に使えるか、というパワーのこと。
電子レンジやドライヤーなど、消費電力の大きい家電を同時に使いたい場合は、出力も大きいモデルを選びましょう。 -
設置場所:蓄電池本体は、エアコンの室外機くらいのサイズ感のものが多いです。
屋内型か屋外型か、設置スペースが確保できるか事前に確認が必要です。 -
ハイブリッド型 or 単機能型:すでに太陽光発電を設置している方は要チェック。
パワーコンディショナを太陽光と蓄電池で共用する「ハイブリッド型」か、別々に設置する「単機能型」かによって
効率や費用が変わってきます。
まとめ
さあ、あなたにピッタリの蓄電容量は見えてきましたか?
今回のポイントをまとめると…
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蓄電池の容量選びは小さすぎても大きすぎてもNG!
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まずは「検針票」で我が家の電気使用量を把握する!
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「節約」か「防災」か、蓄電池を導入する目的をハッキリさせる!
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家族構成やライフスタイルから目安を知るのも有効!
蓄電容量選びは、いわばご家庭のエネルギー計画の根幹をなす重要なポイントです。
この記事を参考に、ご自身のライフスタイルをじっくり見直して、後悔のない最適な蓄電池を選んでくださいね。
もし迷ったら、プロの販売店に相談して、詳細なシミュレーションをしてもらうのも賢い手ですよ。
ここまでお読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!
