訪問販売で太陽光発電を契約してしまった! クーリングオフの方法と注意点
住宅用太陽光蓄電池の訪問販売は要注意! クーリングオフの方法と悪質業者に騙されないためのチェックリスト
こんにちは。
ライフサービスの太陽光ブログへようこそ。
「訪問販売で太陽光発電を勧められ、なんだか良いことばかり言われて勢いで契約してしまったけど、冷静に考えたら本当にこのままで
大丈夫かな…? 」なんて、不安な夜を過ごしていませんか?
その気持ち、よく分かります! 「今だけお得」「モニター価格で」なんて言われると、つい心が揺らいでしまいますよね。
ご安心ください! この記事では、そんなあなたの不安を解消するために、太陽光発電の訪問販売におけるクーリングオフ制度について
誰にでも分かるように解説していきます。悪質な業者の手口や、いざという時の相談先まで、あなたの「どうしよう… 」を
「こうすればいいんだ! 」に変える情報が満載です。
この記事を読めば、以下のことがスッキリ分かります。
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太陽光発電の訪問販売契約を無条件で解除できる「クーリングオフ」の条件と具体的な手続き方法
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「これってクー-リングオフできるの?」 という疑問に答えるQ&A
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悪質な訪問販売業者に騙されないための見分け方と巧妙な手口
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万が一トラブルに巻き込まれた場合の頼れる相談先
この記事は、こんなあなたに読んでほしい!
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訪問販売で太陽光発電を契約してしまい、ちょっぴり後悔している方
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クーリングオフしたいけど、手続きが難しそうで諦めかけている方
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これから太陽光発電の導入を考えているけど、悪質な業者に騙されたくない方
さあ、一緒にクーリングオフの知識を身につけましょう!
そもそも太陽光発電の訪問販売でクーリングオフはできるの?
結論から言うと、できます! なぜなら、太陽光発電の訪問販売は「特定商取引法」という法律の対象だからです。
この法律は、消費者を不意打ちのような勧誘から守るためのもので、訪問販売のように、こちらが予期していない状況での契約については
一定期間、頭を冷やして考え直す時間を与えてくれるのです。それが「クーリングオフ」制度です。
契約書を受け取った日を含めて8日以内であれば、理由を問わず、一方的に契約を解除することができます。
業者に「一度契約したんだからダメですよ」なんて言われても、安心してください! 法律はあなたの味方です。
【図解で簡単】太陽光発電の訪問販売におけるクーリングオフ手続き
「法律とか手続きとか、なんだか難しそう…」 と感じるかもしれませんが、大丈夫! やることは意外とシンプルですので落ち着いて
以下の3ステップで進めましょう。
ステップ1:いざ、書面を作成!ハガキ一枚の勇気
クーリングオフは口頭ではなく、必ず書面で通知します。 一番手軽なのは郵便ハガキです。
【ハガキの裏面に書くことリスト】
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タイトル: 契約解除通知書
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契約年月日: 〇〇年〇月〇日
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商品名: 太陽光発電システム(メーカーや型番が分かれば記載)
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契約金額: 〇〇円
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販売会社名・住所・担当者名: 契約書を見て正確に書きましょう
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本文: 「上記の契約を解除します。」
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通知した年月日: ハガキを書いた日付
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あなたの住所・氏名
もし代金を支払っている場合は「支払った代金〇〇円を返金してください。」 と、クレジット契約をしている場合は
「クレジット契約も解除します。」 と一文を加えておきましょう。
書いたら、必ず両面をコピーして証拠として保管してくださいね!
より確実性を求めるなら、郵便局で「内容証明郵便」を利用するのもおすすめです。
ステップ2:期間内にポストへGO!消印が命
作成したハガキは、契約書を受け取った日を含めて8日以内に郵便局へ持って行きましょう。
ここで重要なのは、**「発送した日」**の消印が期間内であればOKということ。相手に届くのが8日を過ぎても問題ありません。
念のため、郵便局の窓口で「特定記録郵便」や「簡易書留」といった、発送の記録が残る方法で送ると、後々のトラブル防止になります。
ステップ3:忘れちゃいけない!信販会社への連絡
もしローン(クレジット)契約をしている場合は、販売会社だけでなく、信販会社(クレジット会社)にも同様の通知書を送る必要が
あります。これを忘れると、商品(太陽光発電システム)の契約は解除できても、ローンの支払いだけが残ってしまう…なんてことに
なりかねません。必ずそれぞれに通知しましょう。
これってクーリングオフできる?太陽光発電の訪問販売トラブルQ&A
ここでは、クーリングオフに関するよくある疑問にお答えします。
Q1. 契約書をもらっていない、または内容に不備がある場合は?
A. 本来、業者は契約内容を記載した書面を交付する義務があります。もし受け取っていなかったり、
クーリングオフに関する記載がないなど書面に不備があったりする場合は、8日間という期間に関係なくクーリングオフが可能です。
Q2. うっかり8日間を過ぎてしまったら?
A. 原則としてクーリングオフはできなくなりますが、諦めるのはまだ早いです! もし業者が「クーリングオフはできない」と嘘をついたり
手続きを妨害した場合は、8日を過ぎてもクーリングオフが認められる可能性があります。 すぐに消費生活センターへ相談しましょう。
Q3. すでに工事が始まっていてもクーリングオフできる?
A. できます!クーリングオフをした場合、業者は自らの費用で、設置したパネルなどを撤去し、土地や建物を元の状態に戻す義務が
あります。消費者が費用を負担する必要は一切ありません。
Q4. 業者から「クーリングオフはできない」と言われたら?
A. それは法律違反です! 特定商取引法で定められた消費者の権利ですので、業者の言葉を鵜呑みにせず、毅然とした態度で手続きを進め
ましょう。困った場合は、すぐに専門の相談窓口に連絡してください。
太陽光発電の訪問販売で困ったら? 頼れる相談先
もし一人で解決するのが不安な場合や、業者との間でトラブルになってしまった場合は、無料の専門の窓口に相談しましょう。
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消費者ホットライン「188(いやや!)」: どこに相談して良いか分からない場合、最寄りの消費生活相談窓口を案内してくれます。
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国民生活センター・消費生活センター: クーリングオフの具体的な方法や、業者とのトラブル解決の為のアドバイスをしてくれます。
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(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル): 住宅に関する専門の相談窓口です。
まとめ
太陽光発電や蓄電池は、上手に活用すれば私たちの暮らしを豊かにしてくれる素晴らしいシステムです。
しかし、残念ながら消費者の知識不足につけこむ悪質な訪問販売業者がいるのも事実です。
訪問販売で契約してしまっても、8日以内であればクーリングオフが可能です。もし契約内容に少しでも不安や疑問を感じたら
ためらわずにクーリングオフ制度を活用しましょう。ハガキ一枚で、冷静に考え直す時間を取り戻すことができます。
そして何より大切なのは、その場で即決しないこと。「今だけ」の甘い言葉に惑わされず、複数の業者から見積もりを取り
家族としっかり相談して、心から納得できる選択をしてくださいね。
ここまでお読みくださいありがとうございました!
次回もお楽しみに!